2.2 ITと設計

既存設計で勝つ方法論で究極の企業設計力を=Zero Design Cycle Time

ものづくりでは、通常、既存機能・技術8割に対し新機能・新技術が2割と言われる。購買上の外的差別化要因は、いかに、斬新で魅力的な新機能や新技術を他社に先駆けて搭載するか、であることは言うまでもない。発想・発見が求められるのも当然である。しかし…

データの滞留をゼロにする、設計工程におけるJust In Time

Just In Time (JIT)は、「必要な時に間に合うように部品をタイムリーに供給することで、製造過程での部品在庫を可能な限り少なくする」という手法を示す、トヨタ生産システム(TPS)の要の方法論だ。 では、この考え方を設計工程に適用できないだろうか。「…

起2:つなぎの不思議と効用

前に、「起:"つなぐ"であふれる世の中と、つながれていない「設計技術IT」の不思議」という記事を書いた。続きの「承」をすぐに書くつもりだったのに、ずるずると日にちだけたってしまって、今日、駅から家まで歩いている間に、「つなぐ」ことにまた、立…

”つなぐ”であふれる世の中とつながれていない「設計技術IT」の不思議

「つなぐ」というありふれた言葉に、最近敏感になっている。「つなぐ」技術は、現代の世の中で、空気とさえいえるほどあたりまえであるのに、私の関わっている技術の世界ではそうではないという不可思議な事実に、ますます気づいてきたからだ。 インフラと呼…