マインドマップ - MindManager - を使い始めてわかったこと


遅ればせながら、一か月ほど前からマインドマップを使い始めた。それまでは漠然とテキストを並べてツリー構造にするだけのしくみが、何故そんなにいいのか理解できないでいた。


ところが、ビジネス系のSNSつながりで、発想や発明のしくみを研究している人のブログに、マインドマップのことが書いてあるのを見つけて、少し調べてみる気になった。


マインドマップで検索するとすぐに開発者のトニー・ブザンがマインドマップとして世の中に広めるにいたった経緯や、マインドマップを使って如何に効果が上がったかについてたくさんの逸話を知ることができる。


ソフトはフリーも有料もたくさんあって決め手が分からなかったが、MindManagerという有料ソフトの試用版を使ってみて、半日コースの無料トレーニングを受けて、その良さをようやく理解した。


マインドマップは、その名の通り、考えていることを整理するのに役立つというのが基本なのだが、MindManagerの場合には、情報の整理とひも付けにも活用できるのが秀逸なところだ。


ハイパーリンクの機能が充実していて、テキスト、Excel、WEB、画像、ほぼ何とでもハイパーリンクできるから、MindManagerで全体像を作れるだけでなく、詳細情報や外部情報にその場でつなげて、シームレスに資料全部を作れてしまう。


PDFやMS Office製品群にもエキスポートできるところが、なかなかよくできていて、他の仕事にすぐに活用できる。デフォルトとオプションがきっちり分けられているのも、安心させる。


GUIやメニューもわかりやすいし、アイコン、マーカーやパーツなどのビジュアルな部品も充実していて、分かりやすく表示できる。これも、使いたいという気持ちを持続させるには大事な要素だ。


新しい仕事のテーマを始めるときは、必ずMindManagerから始めるようにしている。1)マインドマップで全体像を考え、2)ハイパーリンクで詳細情報、参照情報を付け加え、3)PowerPointかWordにエクスポートする、というのがパターンだ。スケジュールを含まるときは、MS Projectにも出せる。


いままで丸一日掛っていた作業が、数時間でできるようになった。新しい仕事に着手するときは、どこから手をつけてよいか気が重くなる時があるが、MindManagerを使えば、とにかく思いついたキーワードをどんどん打ち込んでいて、構成を整理しながら、情報を追加していく作業がものすごく楽になるので、考えることに集中できる。



じつは、このブログの全体構成とキーワードや記事の中身もすべてMindManagerで書いている。ブログを開始するに当たって、まず自分が、過去何を考えていたのか、日々何を思っているのか、を洗い出した。 左の絵がそのマップ。



それを項目別に整理したら、そのままブログの目次になり、今日書きたい項目のところに、ハイパーリンクされたテキストファイルに書き出していけば、今日のブログ記事出来上がりとなる。



こんなに良くできたツールを使えるのはうれしいの一言だ。家のPCでも会社のPCでもメールの次に開くのは、今やMindManagerになっている。ここまで、褒めそやすのは、MindManagerの社員か回し者と勘繰られてもしょうがないかもしれないが、一切関係なし。一か月前まで何も知らなかった、ニューユーザ。うれしいから書いているだけです。



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
                             今日の1枚
2010/3/26
夕方、このお店の壁が西日を浴びると、一段と鮮やかに引きたつ。少しレトロな雰囲気と、地ビールのロゴが合っている。一度立ち寄りたいのだが。
@愛甲石田  -  Nikon D300 -
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜