LED化と間接照明で、節減と生活の潤いを両立させよう

節電の影響で、多くの店・レストラン・コンビニなどが看板の電飾を消している。駅の構内も半分ぐらいに光量を落としている感じだ。


新婚旅行のときに、(ソビエト連邦時代なので)当時一番格安だったエアロフロート機に乗ったら経由地はもちろん、モスクワ。降りたのは、シェレメチボ空港で接続の関係で、3−4時間は滞在しただろうか。広い空港内全体に照明が少なく、薄暗くて陰鬱で、これが東側の雰囲気か、何かあってモスクワを出れなくなったらどうしようと、半分本気で心配になった覚えがある。


今回の節電では、単に蛍光灯のスイッチを半分ぐらいにして、中途半端に明るくしているだけなので、ついモスクワの空港を思い出してしまった。ただ、いままではやっぱり明る過ぎるところが多かったのも確か。パチンコ店は論外として、デパートの中やコンビニにしても、光量が多いと感じていた。欧米の繁華街やレストランは特に、間接照明が上手で、雰囲気作りがうまい。


これを機に、町中の光量を減らしても雰囲気を出すような照明を工夫して、節減と生活の潤いをいっしょに実現してはどうだろう。昨年あたりから、家庭照明もLED化が始まったばかりなので、ちょうどよい起爆剤になるはず。LEDは調光も色の変化もできるし、コストさえ下がればすぐに普及するはず。


こういう時だからこそ、思い切ったことを一気にできるはずなんだが。被災地の復興に際しては、すべての照明をLEDにすることは、簡単にできるだろう。将来技術をどんどん投入するスマートシティ的な構想を盛り込んでいくべきだと思うのだ。



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