2012-01-01から1年間の記事一覧

判断を誤る経営者を想定したフェール・セーフ運用思想のすすめ

先般、福島第一原発の事故は人災であるとの報告書が出ました。なぜ、”人災”が起こってしまうのか。最近のベストセラー「失敗の本質」が示しているように(といっても、まだ読んでませんが)、旧日本軍がそうであったように日本人の“エリート”の特性なのか、…

移動じゃなくて、旅がしたいんだよ−はつかりと八甲田のこと

毎週のように出張で新幹線に乗っていると、仕事の移動手段と割り切っているので、特別景色を楽しむということもなく乗っている。夏以外の富士山の姿を眺めるときは少し楽しみではあるけれど、それ以外は雑誌を読むか、パソコンやっているか、寝てるかのどれ…

マロコ、さようなら、ありがとう

6年間家族だったシマリスのマロコが、一昨日突然あの世へ旅立ちました。特別の存在でした。心の整理なぞ全くついていませんが、二日前からのあるがままの想いを残しておこうと思います。マロコへの惜別のために。どんなに特別な存在だったか。 - 2012年4月13…

ニューヨーク滞在二日目

NY滞在二日目=最終日の目的は三つもあった。どこも開いていない朝は、写真を撮りに行くことにする。去年ナショジオの記事を読んで、NYの新しい試みとして紹介されていて、とても印象に残っていた、High Lineという場所。こんなに早く来れるとは思っていなか…

ニューヨーク初日の出来事

初めてのニューヨーク。仕事の出張後、土日の2日間だけ立ち寄って覗くことにした。一番やってみたいことは、美術館めぐりと写真撮ること。思いとしては、メトロポリタン美術館、近代美術館(MOMA)、グッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館とそうそうたる…

中庸品質のススメーアメリカ流クオリティと日本の品質の間

先日、アメリカで同じ部屋に一週間滞在し、アメリカ流クオリティを示す例を四つも見つけてしまった。 お風呂の栓がなかった。前に泊まった人はどうしたんだという疑問が先に湧いた お風呂の蛇口の装置が見た目ではわからないけれど、お湯を出す取っ手と、湯…

10年後の自分に選択肢を与える−情報キュレーション実践(その2)

二日ほど前に、その1を書いた。一旦公開してしまえば、気が楽になるもので、変な不安は消えてしまった。さて、続きのその2を、以下に記す。少し長いですけど、お付き合いいただけると幸い。その1を読んでいない方は、「10年後の自分に選択肢を与える−情報…

10年後の自分に選択肢を与える−情報キュレーション実践(その1)

なにはともあれ、こんな大層なことを書いて公開してしまって、大空振りするかもしれないとか、予想もしない反応が出てきたらどうしようだとか、不安がたくさん過ぎっている。でも、この想いと構想をいつかどこかで書いて実行に移さねば、5年後10年後に本当に…

 安心できる技術−電子錠が動かなくなった話

アメリカのとあるところに本日着、それなりのホテルなんだけれども、お風呂に入ろうとしたら、どう見ても湯船の栓がない。海外のホテルには、たまに、自分が知らないだけとか、気付きにくいしくみとかあったりするから、注意深く見てみたけれども、やっぱり…